愛用の鉄瓶が1年経ってどうなった? 鉄瓶を育てる楽しみ

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日記

以前から愛用している「松竹梅鉄瓶」。

実はこの鉄瓶、一般的な鉄瓶とは少し違います。

私がこの鉄瓶を気に入っている理由のひとつが、鋳出し茶漉し(いだしちゃこし)が付いていることです。

いわば、**「鉄瓶と急須が一つになったような道具」**です。

「鉄瓶兼用急須」とも言われるタイプで、コレは直火ができます

今回は、ソロキャンプ用に購入したものの、しばらく使わずに眠っていたこの鉄瓶を復活させてから、約1年が経った現在の様子を紹介します。

「松竹梅鉄瓶」は鉄瓶と急須の二刀流

この鉄瓶の特徴は、なんといっても鋳出し茶漉しです。後付けのステンレスの茶漉しが必要ない鉄瓶です。

一般的な鉄瓶はお湯を沸かすための道具ですが、この鉄瓶は茶葉と水を入れて火にかければお茶をいれることができます。

「煎茶鉄瓶」や「鉄瓶兼用急須」などと呼ばれるタイプです。

水と茶葉を一緒に入れて使う

使い方はいたってシンプル。

鉄瓶の中に水と茶葉を入れ、そのまま直火にかけます。

茶葉を入れたまま火にかけるので、普通の急須とは少し違った使い方です。

この独特な作りが面白くて、私はソロキャンプ用として購入しました。

ところが、何度か使った後は、約1年間ほとんど出番がありませんでした。

眠っていた鉄瓶を復活させて約1年

せっかく購入した鉄瓶なのに、使わないままではもったいない。

そこで約1年前、久しぶりに取り出して、再び使い始めました。

ところが、使い始めてみると意外と苦労したのがお手入れです。

鉄瓶は、ただ洗って乾かせばいいというものではありません。

特に気になるのが、内部のサビ対策です。

鉄瓶のお手入れ方法には、大きく分けて

  • タンニン皮膜
  • 湯垢(ゆあか)皮膜

という考え方があります。

私は、その中でもタンニン皮膜を作る方法を選びました。

タンニン皮膜で鉄瓶を育てる

タンニン皮膜とは、お茶に含まれるタンニンを利用して鉄瓶の内部に皮膜を作る方法です。

お茶に含まれるタンニンと、鉄瓶から溶け出す鉄イオンが反応することで、内部に黒っぽい皮膜が形成されます。

この皮膜が鉄瓶の内部を保護し、サビの発生を抑える役割を果たします。

最初の頃は、なかなか思うように状態が安定せず、

「本当にこれで大丈夫なのだろうか?」

と思いながら使っていました。

鉄瓶は新品の状態が完成形ではなく、使いながら状態を整えていく道具なのだと実感しました。

約1年使い続けた現在の鉄瓶

そして、タンニン皮膜のお手入れを始めてから約1年。

現在は、特別なことをしなくても、かなり安定した状態になっています。

以前は白湯を淹れると、鉄瓶の状態によってはお湯が少し濁ることがありました。

ところが現在、白湯を淹れてみると……

ご覧のように、すっかり濁りがなくなりました。

約1年間、使い続けてきた成果を実感します。

私がしている鉄瓶のお手入れ

現在、私がしていることは、それほど難しくありません。

基本的には、

  1. 使用後すぐに中をゆすぐ(茶葉を捨てる)
  2. まだ鉄瓶が熱いうちにフタを外して自然乾燥させる

これだけです。

特別な洗剤を使ったり、ゴシゴシと内部を洗ったりはしていません。

鉄瓶は水分を残したままにするとサビの原因になるので、しっかり乾燥させることを意識しています。

以前は手入れに苦労しましたが、今ではそれほど神経質にならなくても、良い状態を保てるようになりました。

まさに、

「使いながら育てる道具」

という感じです。

10月になって、鉄瓶の出番が増えてきた

夏の暑い時期は、冷たい飲み物が中心になります。

そのため、鉄瓶の出番もしばらくありませんでした。

ところが10月に入り、朝夕の気温が少しずつ過ごしやすくなってきました。

そうなると、温かいお茶が恋しくなります。

最近では、鉄瓶がほぼ毎日のように活躍しています。

我が家では「ほうじ茶」がブーム

そして、このところ我が家でちょっとしたブームになっているのがほうじ茶です。

ほうじ茶には、緑茶とはまた違った魅力があります。

なんといっても、あの香ばしい香り。

湯気と一緒に立ち上る香りを楽しみながら、温かいほうじ茶を一口。

さっぱりとした口当たりも心地よく、飲むとなんとなくホッとします。

緑茶とは違った、落ち着いた味わいがあります。

年齢を重ねると、こういう「何でもない時間」が妙にありがたく感じるようになりました。

鉄瓶は「育てる」楽しみがある

この松竹梅鉄瓶を再び使い始めて約1年。

最初は手入れに苦労しました。

しかし、使い続けるうちに少しずつ状態が安定し、今では毎日のように気軽に使えるようになりました。

新品のピカピカした道具もいいですが、鉄瓶には鉄瓶ならではの魅力があります。

使って、手入れをして、また使う。

その繰り返しによって、少しずつ自分の道具になっていく。

これが鉄瓶の面白さなのかもしれません。

ソロキャンプ用として購入した「松竹梅鉄瓶」でしたが、今ではキャンプだけではなく、我が家の日常にすっかり定着した道具になりました。

これから涼しくなるにつれて、さらに出番が増えそうです。

さて、今日もほうじ茶を一杯。

鉄瓶から立ち上る湯気を眺めながら、ゆっくりいただくことにします。

道具も人間も、使い込んだほうが味が出る……のかもしれません。

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