私が投資を始めたのは50代後半。現在は60代半ばになりました。
投資の世界では「長期・分散・積立」が基本と言われますが、私の場合はスタートが遅かったため、最大の武器である「長期」を十分に活かすことができません。
そのため、「資産を最大化して将来に備える」というキャピタルゲイン(値上がり益)中心の投資ではなく、「配当金を受け取り、その配当金を育てていく」インカムゲイン(配当収入)中心の投資を選びました。
私の投資戦略を一言で表すなら、「年金+配当金」です。
年金に加えて、もう一つの収入の柱を作ることを目標にしています。
目標は「金のなる木」を育てること
私が目指しているのは、資産額の最大化ではなく、小さくても安定して実をつける「金のなる木」や「金のたまごを産むにわとり」を育てることです。
例えば、
- 月平均3万円の配当金があれば老後のお小遣いには十分(配当利回り4%なら900万円)
- 月平均5万円の配当金があれば生活に少し余裕が生まれる(配当利回り4%なら1,500万円)
もちろん必要な金額は人それぞれですが、私にとってはこれで十分です。
いわゆる「おこづかいFIRE」に近い考え方かもしれません。

配当金はすべて再投資
現在は月平均約2万円の配当金を受け取っていますが、使わずにすべて再投資しています。
配当金を再投資することで複利効果を活かし、配当金そのものをさらに増やしていく作戦です。
このペースでいけば、70歳頃には月平均4万〜5万円程度の配当金収入になる見込みです。
その後は再投資をやめ、配当金を生活費や趣味に使うフェーズへ移行する予定です。
ただし、保有している株やETFは売却せず、一生保有し続けるつもりです。
出口戦略が不要な高配当株投資
インデックス投資は資産を大きく育てるという点では非常に優れています。
しかし私には、老後になって資産を少しずつ取り崩して使う「出口戦略」に抵抗がありました。
その点、高配当株投資なら保有を続けるだけで配当金を受け取れます。
資産を売却する必要がなく、毎年少しずつ配当金が増えていく喜びもあります。
ETFで分散投資を実現
投資の基本である「分散」を実現するため、私は個別株ではなく高配当株ETFを選びました。
ETFなら1本で多数の企業に分散投資できます。
私が保有しているETFは約80社に分散投資されており、個別企業の業績悪化リスクを抑えることができます。
新NISAの成長投資枠を活用
積立については、新NISAの「成長投資枠」を利用しています。
「つみたて投資枠」を使わなかった理由は、
- 投資したい高配当ETFが対象ではなかったこと
- 配当金を複数のETFへ再投資したかったこと
です。
定額積立ではありませんが、毎月決めた金額以上のETFを購入しており、実質的には積立投資を続けています。

日本と米国にバランスよく投資
インフレや円安、為替リスクを考慮し、日本の高配当株ETFと米国の高配当株ETFをバランスよく保有しています。
どちらか一方に偏らず、収入源を分散することも大切だと考えています。
老後の投資はシンプルが一番
老後の投資は複雑な戦略よりも、わかりやすく続けやすいことが大切だと思います。
私のやることはシンプルです。
- 高配当株ETFを購入する
- 配当金を再投資する
- 長期間保有する
これを繰り返すだけです。
株価の上下に一喜一憂する必要もなく、基本的にはほったらかし。
私にとって高配当株ETF投資は、老後にもう一つの収入源を育てるための、無理のない投資戦略なのです。


コメント