クローバーの種まき

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クローバーの種 畑作業

【このブログは2022年9月11日の作業です】

シャープ菜園の土は防草シートが長年敷かれていましたので、自然農法に必要な草が生えてない状況ですので、マメ科の植物であるクローバーの種を蒔きます。

和名は白詰草(シロツメグサ)ですね。

このクローバーが雑草の代わりです。

マメ科の植物は窒素を固定してくれたり、根粒菌が働いてくれたりするので緑肥によく使われるそうです。

なかでもこのクローバーは多年草匍匐性があるのでよく使われるそうです。

逆に、レンタル農園やシェア畑のような区画を借りる菜園には向いていないそうです。

お隣の区画に地下から侵入する恐れがありますので。 

これが種の袋です。

今まで種の袋を手にしたことすらありませんでした。

左上には大きく「土作りの強い味方 緑肥」と書かれています。

なぜクローバーが緑肥となりうるのかは裏面に書かれています。

では裏面を見てみましょう。

裏面は情報量が多いですね。

ここには「根粒菌で空中のチッソを固定し、土壌を肥沃化します」と書かれています。

これが緑肥たる所以ですね。

種まきの時期も一目瞭然ですね。

ウチは関東なので「中間暖地」になるんですかね。

9月中旬に蒔いたので5月上旬には刈り取りができるはずです。

このカレンダーを見ると、クローバーは中間暖地であれば年4回撒ける時期があるんですね。

自然農法にとっては強い味方です。

生産地はニュージーランドでした。

種の世界も輸入がメインなんですかね。

壮大なクローバー畑が目に浮かびます。

また、「この種子は農薬処理をしていません」と赤い字で書かれています。

これは自然農法をやるには重要な部分ですね。

さて、中身を確認していきましょう。

実際の種はこんな感じです。

小さいですね。

こんな小さな種でも条件が揃えば大きな仕事をしてくれるんですね。

なんだか愛おしくなりました。

種の撒き方は袋の裏に書いてある通り「ばら撒き」です。

適当にパラパラ蒔いた後にちょっと土を乗せて軽く踏むだけでOKとのことです。

これでしばらく放置して他の雑草も自然に生えてくるのを待ちます。

自然農法では雑草は敵では無く味方です。

草が生えることにより根が土を耕し、草の根に菌が付きます。そして虫たちがやってきて更に耕し、その亡骸を微生物が分解して、、、というサイクルがこの畝で繰り広げられると野菜の栽培に適した土になってくるということだそうです。

ただしこれには時間がかかります。最初の3年くらいは期待する成果が上がらないと思っています。

シャープ菜園の場合は雑草すら生えてない状態からのスタートですので、立派な大根が育つまでは数年かかるかもしれません。

それでもいいと思って続けます。

急がない。これが家庭菜園の良さですね。

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