HONDA N BOXに左足用の運転補助装置を取り付けました

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ステッカー 義足での工夫
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右足が義足のため、HONDA N BOXに「左足でアクセル・ブレーキを操作できる補助装置」を装着しました。

実際の体験をもとに、仕組み・使い方・費用・取り付け会社・助成制度の探し方をまとめました。

補助装置の仕組み

  • 左足専用のペダルを「起こしてスライド」すると、本来のアクセル・ブレーキに連動。
  • 使わないときは「畳んで倒す」だけ。取り外し不要。
  • 右端にある本来のアクセルの誤動作を防ぐ義足フットレスト付き。
  • 切り替えは 2タッチで完了。家族もそのまま運転可能。
補助装置(展開)
補助装置(展開)

サイドブレーキの対応

N BOXのサイドブレーキは足踏み式。干渉を避けるために 左手で操作できるレバー を追加。
→ 運転者全員が共通で利用することになります。

補助装置(サイドブレーキ)
補助装置(サイドブレーキ)

サポートクッション装着

今回、会社選びから関わってくれた自動車整備士の弟が絶対におすすめしたいという「サポートクッション」も追加装備しました。

カーブや右左折で健常者が無意識でやっている足の踏ん張りができないので、長距離はかなり疲れるそうです。

そこで上半身のブレを背中のクッションで抑えてくれるこれも導入しました。

サポートクッション
サポートクッション

取り付けと使用感

  • 補助装置は、自宅から車で約2時間の専門会社で装着。
  • 行きは妻が運転、帰りは私が約8か月ぶりに運転。
  • 最初は緊張しましたがすぐに慣れ、学生時代にアメリカで左ハンドル車を運転した経験を思い出しました。

費用の目安

  • 左足アクセル・ブレーキ装置とサイドブレーキレバーの取り付け費用は 約13万3千円前後
  • サポートクッションの取り付け費用は 約4万5千円前後
  • 自治体によっては 自動車改造費の助成制度 が利用可能。

  (ただしものすごく時間がかかります。私は待てずに申請しませんでした)

取り付け会社の探し方

全国に福祉車両改造の専門業者があります。探すときのキーワード例:

  • 「福祉車両 改造 左足アクセル」
  • 「運転補助装置 取り付け ○○市」
  • 「ドライビングアシスト 補助装置」

選ぶ際のポイント:

  1. 自分の障害や義足に合った装置を選べるか
  2. 試乗・体験ができるか
  3. アフターサービス・定期点検の体制があるか

助成制度の探し方

多くの自治体では「自動車改造費助成制度」や「日常生活用具費の給付」で運転補助装置が対象になることがあります。

調べ方の手順:

  1. 検索する
    • 「○○市 自動車改造費助成」
    • 「○○市 福祉 車 改造 補助」
    • 「○○県 障害者 運転補助」
  2. 問い合わせる窓口
    • 市区町村の 障害福祉課
    • 県の 障害者支援課
  3. 確認する内容
    • 対象になるか(障害者手帳の等級が条件になる場合あり)
    • 上限額(例:10万円まで、20万円までなど)
    • 申請に必要な書類(見積書・診断書・車検証など)

まとめ

  • 左足用補助装置で、義足でも再び運転が可能に。
  • 費用は20〜30万円が目安だが、助成制度で軽減できる場合あり。
  • 取り付け業者の選定と同時に、必ず自治体へ助成制度の有無を確認するのがおすすめ。

運転できるようになると行動範囲が大きく広がり、生活の質も変わります。導入を検討している方は、まず 「体験+助成制度の確認」 から始めてみてください。

義足の方で自動車を運転している方は体験談などを教えてください。

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