11月にお伊勢参りを予定しています。
今回の目的の一つが、伊勢神宮で神宮大麻(じんぐうたいま)を拝受すること。
そこで気になったのが、「神宮大麻を自宅でどうお祀りすればいいの?」ということです。
昔ながらの大きな神棚をイメージしていましたが、調べてみると、現在の住宅事情に合わせたコンパクトな神棚もたくさんあります。
我が家はマンション、母の実家は戸建てなので、それぞれに合った神棚を選ぶことにしました。
今回は、神棚の基本的なマナーやお札の祀り方、マンションと戸建てでの神棚の選び方についてまとめてみます。
神棚とは?
神棚は、神様を家庭でお祀りするための場所です。
昔は大きな宮型の神棚が一般的でしたが、現在では住宅事情に合わせて、
- 一社型
- 三社型
- 壁掛け型
- 棚置き型
- 箱宮型
- モダンタイプ
など、さまざまな種類があります。
大切なのは、神棚の大きさや価格ではありません。
清潔に保ち、日々感謝の気持ちを持ってお参りできる場所にお祀りすることが大切だと考えています。
神宮大麻とは?
今回のお伊勢参りで拝受する予定なのが「神宮大麻」です。
神宮大麻は、伊勢神宮の天照大御神をお祀りするお札です。
全国の神社を通じて頒布されているため、毎年伊勢神宮へ行かなくても、近くの神社で新しい神宮大麻を受けることができます。
一般的には、お札は1年を目安に新しいものに取り替えるとされています。
「毎年伊勢へ行かなければならない」ということではありません。

神棚はどこに置く?
神棚を置く場所としては、
- 明るい場所
- 清潔な場所
- 家族が日常的にお参りしやすい場所
- 大人の目線より高い場所
などが適しています。
リビングや和室など、家族が集まる場所に設置するのもよいでしょう。
一方、
- トイレの中やすぐ近く
- 湿気の多い場所
- ゴミ置き場の近く
- 足元
- 物置のような場所
などは避けたほうがよいでしょう。
神棚の向きは?
一般的には、神棚の正面が
南向き、または東向き
になるように設置するのがよいとされています。
ただし、住宅の間取りによっては難しい場合があります。
その場合は、無理に南向き・東向きにすることより、
清潔で落ち着いてお参りできる場所を優先する
と考えてよいでしょう。
「南向きにできないから神棚を置けない」ということではありません。
神棚の高さは?
基本的には、大人が見上げるくらいの高さにします。
ただし、「床から何cm以上」というような絶対的な決まりがあるわけではありません。
壁掛けタイプなら、人が通るときに頭をぶつけない程度の高さで、自然に見上げられる位置に設置するとよいでしょう。
マンションならコンパクトな一社型がおすすめ
マンションの場合、私がおすすめするのはコンパクトな一社型です。
一社型は、正面に一つの扉があるタイプの神棚です。
お札を重ねてお祀りできるため、比較的小さなスペースで設置できます。
サイズの目安
幅30~40cm程度
くらいなら、マンションのリビングでも圧迫感が少ないでしょう。
壁に穴を開けられるのであれば、薄型の壁掛けタイプも便利です。
家具を増やしたくない場合にも向いています。
マンションなら「モダン神棚」も選択肢
最近は、昔ながらの神棚だけでなく、
- シンプルな木製
- 薄型
- 箱型
- 壁掛けタイプ
- インテリアになじむデザイン
などもあります。
神棚は毎日目にするものなので、
「神棚だけが部屋から浮いている」
よりも、
「部屋になじみ、自然に毎日お参りできる」
ものを選ぶのもよいと思います。
戸建てなら小型の三社型もおすすめ
母の実家は戸建てなので、マンションより設置場所に余裕があります。
そこで、小型の三社型も候補にしています。
三社型は、一般的には3つのお札をお祀りできます。
基本的な並べ方は、
中央:神宮大麻
向かって右:氏神様
向かって左:崇敬する神社
です。
戸建てだからといって、大きな神棚を選ぶ必要はありません。
幅45~60cm程度の小型三社型でも十分です。
将来のお札の交換や掃除を考えると、「無理なく手入れできる大きさ」を選ぶことが大切です。
一社型と三社型、どちらを選ぶ?
簡単にまとめると、
| 一社型 | 三社型 | |
|---|---|---|
| サイズ | コンパクト | やや大きい |
| お札 | 重ねてお祀り | 横に並べる |
| 向いている住宅 | マンションなど | 戸建てなど |
| メリット | 省スペース | お札を分かりやすく祀れる |
| おすすめ | ◎ | ◎ |
どちらが正解ということではありません。
住宅の広さと、お祀りするお札の数で選ぶとよいでしょう。
神宮大麻はどこに置く?
神棚の形式によって多少異なりますが、神宮大麻は基本的に中央にお祀りします。
三社型の場合は、
向かって右:氏神様
中央:神宮大麻
向かって左:崇敬神社
という配置が一般的です。
一社型の場合は、神宮大麻を手前に、その後ろに氏神様などのお札を重ねてお祀りします。
神棚の上に「雲」を貼る?
マンションでは、神棚の上に上階の住戸があるケースが多いと思います。
その場合、
「雲」
と書いた紙や木製の「雲」を神棚の上に設置する方法があります。
これは、
「神棚より上は天である」
という意味を表すものです。
マンションで神棚を設置する場合には、検討してみてもよいでしょう。
神棚の下には何を置く?
神棚の下は、できるだけすっきりさせます。
理想は、
神棚
↓
何も置かない空間
↓
家具・棚
という状態です。
神棚の下を、
- 郵便物
- ティッシュ
- 薬
- 鍵
- 財布
- リモコン
- 雑誌
などの日常品を置く場所にしないようにします。
神棚そのものだけでなく、周辺も清潔に保つことを心掛けたいですね。
神棚のお供え
基本的なお供えは、
米・塩・水
です。
さらに、酒を加えることもあります。
本格的に揃える場合は、
- 水器
- 米皿
- 塩皿
- 榊立て×2
- 酒器×2
などを用意します。
ただし、最初からすべて揃える必要はありません。
マンションなどでコンパクトにお祀りする場合は、
水・米・塩+榊
くらいから始めてもよいでしょう。
榊はどうする?
神棚には通常、左右一対の榊をお供えします。
本物の榊を使うのが一般的ですが、最近は造花やプリザーブドタイプの榊もあります。
生の榊を使う場合は、水を替え、葉が傷んできたら交換します。
毎日の手入れが難しい場合は、無理なく続けられる方法を選ぶことも大切です。
毎日お参りする?
神棚には、できれば毎日お参りするのが理想です。
朝なら、
「おはようございます。今日もよろしくお願いします」
夜なら、
「今日も一日ありがとうございました」
という気持ちでお参りするだけでもよいでしょう。
正式な参拝作法は、
二礼二拍手一礼
です。
ただし、毎日必ず完璧な作法をしなければならないということではありません。
大切なのは、神様への感謝の気持ちを持ってお参りすることだと思います。
お札は毎年交換する
神宮大麻およびお札は、一般的には1年を目安に新しくします。
伊勢神宮参拝記念として末長く持つものではありません。
そのため全国の神社で手に入れることができます。
伊勢神宮へ再び行けたときには、そのときに神宮大麻を拝受するという考え方でもよいでしょう。
古いお札は、神社の古札納所などに納めます。
神棚を選ぶときのチェックポイント
ネット通販などで神棚を購入する場合は、デザインだけで決めず、次の点を確認したいと思います。
- 神宮大麻が実際に入るサイズか
- お札を入れやすいか
- お札を交換しやすいか
- 掃除しやすいか
- 壁掛けの場合、取り付け方法が明確か
- 壁や棚が重量に耐えられるか
- 神具を置くスペースがあるか
- 将来的にも無理なく手入れできる大きさか
特に重要なのはお札のサイズです。
今回は伊勢神宮で実際に神宮大麻を拝受してから、その寸法を確認して神棚を購入するのが確実だと思います。
神棚は「立派さ」より「続けられること」
神棚というと、立派なものを用意しなければならないように感じます。
でも、住宅事情もライフスタイルも人それぞれ。
マンションならコンパクトな一社型、戸建てなら小型三社型など、自分の暮らしに合った神棚を選べばよいと思います。
大切なのは、
清潔にすること
大切にお祀りすること
無理なく続けること
ではないでしょうか。
今回のお伊勢参りでは、伊勢神宮で神宮大麻を拝受する予定です。
自宅と母の家、それぞれに神棚を設けて、日々の暮らしの中でお参りできるようにしたいと思っています。
伊勢神宮への参拝が、旅行の一日だけで終わるのではなく、その後の毎日の暮らしにつながっていく。
そんな神棚にできればいいなと思っています。

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