初めての泊まりがけキャンプを経験し、「無理なこだわりを捨てて、もっと楽で快適なキャンプを楽しもう」と考えるようになった筆者。
これまで愛用してきたロッキーカップ中心のスタイルを見直し、用途ごとに道具を使い分ける良さに気づき、飯盒を復活させたりしました。
その流れで出会ったのが、北欧サーミ人の伝統的な木製マグカップ「ククサ(Kuksa)」。

自然の中でコーヒーを飲む際、金属の口当たりに違和感を覚えたことがきっかけでした。
木のぬくもりと手に馴染む形は、大自然の中でゆったりとした時間を味わうのにぴったりの存在です。


ただしククサは一筋縄ではいきません。塩水で長時間煮込まれているため最初はしょっぱく、独特の匂いもあります。
塩水で煮ることで木の細胞が引き締まり、さらに内部の水分が抜けやすくなるため、乾燥過程での歪みや割れが抑えられる効果とアク抜きや防腐効果が期待されるそうです。
しょっぱさと匂いを消すために、コーヒーかすで擦る方法や、お茶に浸ける工夫を重ねることで、ようやく使いやすい状態になりました。
また木製ゆえ乾燥によるひび割れも発生しますが、くるみ油でケアしたり、最悪の場合は漆などで補修することも可能です。


こうした手間も含めて、ククサは育てる楽しみのある道具といえます。
使い込むほどに味わいが増し、“ 一生モノの相棒 ” になり得る魅力があります。
少し手がかかるからこそ愛着が湧く——そんなククサとともに、次のキャンプへの楽しみがさらに膨らんでいます。
とりあえず、毎日自宅で使っています。
曲げわっぱと漆器 みよし漆器本舗
¥2,600 (2026/04/30 20:25時点 | 楽天市場調べ)

コメント