義足での畑作業は無理をせずに春まで待つことにしたので、しばらく「外コーヒー」はお預け。
「お家カフェ」用にシャープ菜園のある実家の物置から久しぶりにこのマキネッタを出してきました。
基本的にマキネッタは直火式なので、「外コーヒー」にも活躍してくれるのですが、火加減が難しく失敗続きでした。
そこで「お家カフェ」でコツを掴んで、いずれは外コーヒーでも美味しいエスプレッソ風を飲みたいと思いました。
本格的なエスプレッソマシンは高額で場所も取ります。そんなときに手軽に試せるのが マキネッタ。
直火式エスプレッソメーカーとして人気ですが、IHキッチンでも使えるのか?豆の挽き方は?実際に試して分かったポイントをまとめます。
マキネッタとは?
- イタリア生まれの直火式小型エスプレッソマシンの総称
- シンプル構造で家庭でも本格的なコーヒーが楽しめる
- 本格的エスプレッソマシンより安価で、省スペース

モカとエスプレッソとの違い
マキネッタは直火式小型エスプレッソマシンの総称を指すのに、本国イタリアではマキネッタで抽出されるコーヒーはモカと呼ばれ、エスプレッソと区別されているそうです。ここがややこしい。
一番普及しているマキネッタがビアレッティ社の「モカエキスプレス」であることからこのような呼び方になったといわれているそうです。
つまりモカとエスプレッソの最大の違いは「抽出圧力」。マキネッタでは高圧抽出ができないのでモカ。業務用や本格的エスプレッソマシンは高圧抽出なのでエスプレッソ。
このように「マキネッタで抽出したものはエスプレッソとは異なるもの」だそうですが、今回はマキネッタでもエスプレッソ風で統一させていただきます。
IHでも使える?
結論:専用のIHプレートを使えば可能です。
- マキネッタは直火専用 → IHでは反応しない
- 「IH対応マキネッタ用プレート」を使うことで対応可能
- カセットコンロでも代用できるが、ガス缶の残量を気にしたり処分方法考えると意外に面倒

豆選びと挽き方
- おすすめ:ダークローストの細挽き
- クレマ(泡)を狙うなら極細挽き。ただし「詰まりやすい&苦味が出やすい」ので注意
- 初めてなら挽いた豆を購入 → 慣れてからミルで調整がおすすめ

美味しく淹れるための5つの調整ポイント
- 豆の焙煎(ダークロースト)
- 豆の挽き方(細挽き or 極細挽き)
- 豆の量(バスケットにぎっしり詰めるか、軽めに入れるか)
- 水の量(目安:80ml〜120mlで調整:人数による)
- 加熱の強さ(IHなら1〜9段階で、中火以下から試す)
同じ条件で淹れても結果が変わるため、何度か試して自分好みを探すのがコツです。

実際に淹れてみた
色々試していますが、今のところ次のような感じで淹れるのが美味しくなるコツのような気がします。
「ダークロースト、細挽き、粉をバスケットに軽く均す、水120ml(出来上がりがデミタスカップ1杯)、IHの加熱強さ「3(弱火)」、サーバー部分にコーヒーが出てきたら直ぐにIHから下ろして直ぐにカップに注ぐ」
クレマはまだできません(残念!)。カフェのようにはまだできません。
ちなみに本場イタリアでは砂糖をたっぷり入れて飲み、カップの底に解けずに残った砂糖をスプーンで掬って食べるのが主流とされているようですが、私はブラックです。

クレマはできる?
- マキネッタで“カフェのようなクレマ”を出すのは難しい
- 美味しいけれど、見た目はエスプレッソマシンには敵わない
- まずはクレマよりも「自分好みの味」に近づけるのが現実的な目標
まとめ
- マキネッタは「お家カフェ」入門に最適
- マキネッタは IHでもプレートを使えばOK
- 豆は ダークロースト・細挽き からスタート
- 火力・豆・水量のバランス調整で味が変わる
- クレマは難しいが、美味しい一杯は十分淹れられる
外コーヒーでは、あまり細かいことは気にせずに楽しむのですが、お家カフェとなるとどうしてもこだわってしまいます。
それだけ外で挽いて飲むコーヒーは気にせずとも美味しいものです。
早く畑に完全復帰したいです!
上手にできるようになったらご報告します!
お家で気軽にエスプレッソ風を楽しみたい方は、まずは失敗も楽しみながら試してみるのがおすすめです。
私が愛用しているマキネッタを紹介してませんでしたね。「Cremiu(クレミウ)」です。
「特殊バルブ」により通常のよりも圧力を上げることができるのでクレマが作りやすいマキネッタです。
他にもおすすめとしては、ビアレッティ社の「BRIKKA」もクレマが作りやすいようです。
マキネッタで上手にクレマができたよって方はコツを教えてください!

コメント