連載企画:義足生活のリアルと工夫 第2回 畑の現状と今後について

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2025年8月中旬の畑 義足生活
8月中旬なのに何もない畑

来年に向けて基盤を整えるシャープ菜園

約7ヶ月ぶりに戻ってきたシャープ菜園。
「草ボーボーで虫たちの楽園になっているはず!」とワクワクしていたのですが…そこに待っていたのは お袋の徹底除草スペシャル

畑はすっかり丸裸。

お袋は筋金入りの“雑草嫌い”。
「畑に雑草がある=管理をサボってる証拠」
という信念の持ち主です。

私が「雑草も虫も味方にする農法なんだよ」と説明しても、その時は「へぇ、そうなのね」と納得してくれるのですが、しばらくするとスッカリ忘れてまた草刈り開始。

そして刈った草はゴミ袋に入れられて、燃えるゴミの日に出されてしまうのです…。

こうなると、自然農法を貫くのはそもそも無理があるのかもしれません。
でもね、それでもやりたいんです。

乾ききった表土を見て、「これは土づくりを一からやり直しだな」と腹をくくりました。

義足と畑づくりの現実

ここで問題になるのは、私自身の体のことです。
今年の初めに右足を大腿部から切断し、義足での生活が始まりました。

日常生活は徐々に慣れてきましたが、畑作業となると話は別です。

たとえば――

  • 水路や通路の掘り下げ作業
    以前はしゃがみ込んで力任せに土を掘れましたが、義足だとバランスを取るだけで大変。足元に手を伸ばす動作ひとつが、体に大きな負担になります。
  • 畝の高さ
    現状はほとんど段差がなく、雑草や豪雨で埋まってしまった通路もあります。畝と通路にしっかり段差をつければ、作業時に「足元までかがむ」のではなく「ひざ下程度で届く」ようになる。これは義足にとっては大きな違いなのです。
  • 作業時間の制限
    炎天下での長時間作業はリスクが大きい。義足の装着部は蒸れやすく、思った以上に体力を奪われます。

だからこそ、今年は収穫を焦らず、まずは 「義足でも続けられる畑の形」 を作ることが第一目標になります。

今年は「基盤づくりの年」

本当は9月にジャガイモの種イモを植えたり、ダイコンや小松菜の種を蒔きたい気持ちもあります。
でも、無理をして中途半端に終わるよりも、来年に向けてじっくり整えていくほうが賢明でしょう。

やりたいこと:

  • 水路兼通路をもう一度掘り下げて、畝に高さを出す。
  • 草刈り後の草をマルチとして敷き、土を乾燥から守る。
  • 義足でも体に負担が少なく、長く続けられる畑スタイルを考える。

今年はあえて「収穫ゼロ」を覚悟して、土と畑との関係をリセット。
来年の春、畝の上に草マルチと野菜が並び、虫たちがまた遊びに来てくれるのを楽しみにしています。

「今年はあせらない。義足と土づくりに向き合う年」

義足斜め右後ろ
ソケットはゾウさん

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