義足で再出発 温泉旅・再スタート

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部屋付きの温泉風呂 義足生活
部屋付きの温泉風呂

先日、妻とお袋と3人で千葉・鴨川へ温泉旅行に行ってきました。3人での温泉旅行は恒例になっていました。
今年1月に感染症で右足を切断し、7月に退院。その後すぐに運転免許センターで適性検査を受け、AT車での運転許可を取得。左足アクセルの装着で運転を再開。温泉旅行も再開しました。

片道3.5時間の道のりも、思ったより早く体に馴染み、今では長距離ドライブも難なくこなせるように。ICUで過ごしていた頃には想像できなかった“大きな一歩”です。

旅で感じたこと — できることとできないこと

義足生活が進むにつれ、「できること」と「できないこと」が見えてきました。結論から言うと、できないことは意外と少ないです。

  • 今回できなかったこと:大浴場に入れない(手すり等の問題)。
  • 対処:部屋で温泉に入れるタイプの客室を予約 → 温泉は十分に楽しめました(宿泊費は少し上がります)。
  • 普段できないこと:走る、ジャンプ、段差を飛び降りること、自転車・バイクに乗ること。
  • 普段できること:ゆっくりならほとんどの行動が可能。外出や長時間の移動も工夫次第で実現できます。

具体的な工夫・ポイント

  • 車:左足アクセル装置を導入し、AT車での運転を再開。運転席周りの動線確認を事前に。
  • 宿:大浴場が難しい場合は、客室風呂付きの宿を選ぶと安心して温泉が楽しめる。
  • 移動:ゆとりを持ったスケジュールに。急がず休憩を多めに取ると疲れにくい。

新しい楽しみ:御朱印めぐりを開始

最近、御朱印めぐりを始めました。小さな目標があると外出の楽しみが増します。できないことに意識を取られるより、できることに目を向けて少しずつ世界を広げていきたいと思います。

一言:義足になっても、ほんの少しの工夫と勇気で“できること”の幅は驚くほど広がります。

温泉と家族、そして新しい趣味。次はどこへ行こうか、と考える時間がまた嬉しいですね。

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