最近のマイブームは、ちょっと濃いめの「アイスラテ」。
リストレットに近いエスプレッソをギュッと落とし、そこへ同量の冷たいミルクを注ぎます。
リストレットそのものも好きなんですが量が物足りないんです。
イタリア人みたいに「この一口で世界が変わる」なんて粋な飲み方はどうも私にはできない。
最低でも2ショットは飲まないと落ち着かない“欲張り派”です。
作り方はシンプル。ウチのマキネッタだと50mlの水から約30ml(1ショット)が抽出されるので、そのまま同量のミルクを投入。

1:1の割合、これが絶妙に美味い。
クレマがいい具合に泡の代わりになってくれるので、ミルクを泡立てなくてもリッチ感は十分です。
問題は器。
中途半端な量(約60ml)で、我が家のグラスではどれもしっくりこない。
そこで思いついたのが――蕎麦猪口。

しかもただの蕎麦猪口じゃありません。実家の断捨離で見つけた、幕末期の「花菖蒲文」。
祖父の形見みたいな存在で、江戸時代の生活雑器。
美術館行きの宝物…というよりは、月のお小遣いで手に入る庶民派アイテムです。
「飾っておくだけじゃつまらない、使ってこそ器だろう!」とばかりに登板させたら、これがサイズ感バッチリ。
ただし――イタリアのラテを日本の蕎麦猪口でいただくと、なんというか…どうにも見た目の世界観はミスマッチ。
やっぱり蕎麦猪口は日本酒かお茶が似合いますね。(もちろん、蕎麦つゆも!)
それでもこの日伊コラボ、しばらくハマりそうです。
皆さんはどんな器で楽しんでいますか?
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