「イタリアンロースト(250g)」の豆をレジに持って行って「細挽きで」とお願いして待っていたところ、しばらくしてから別のベテラン風の方が、「どのようにお飲みになりますか?」と聞いてきました。「マキネッタでエスプレッソを」と言ったら、「わかりましたっ!」と言って業務用のミルに向かいました。
イタリアンロースト(一番ダーク)で細挽きならエスプレッソ一択だと思ってましたが、わざわざ聞いてくるということは飲み方によって挽き方も変えるのかなと思い、色々聞いてみようと思いましたが、
お店が混んできたので次回のお楽しみとしました。
さっそく作ってみました。

何と言うことでしょう!クレマができているではないですか!
今までクレマができずに試行錯誤していましたが、この細挽きを使ったらあっさりできました。
スーパーで「細挽き」もしくは「極細挽き」を探しましたが売ってなかったので、「中細挽き」を選んだのですが、それでも粉が粗かったことになります。

苦肉の策でマキネッタのバスケットの上に「丸い紙のフィルター」を挟んでみましたが(他の方の受け売り)、上手くいきませんでした。
やはりお店で細挽きに挽いてもらうのが正解でしたね。
カップに注いでもクレマがすぐに消えてしまうこともなくしっかりしています。
コツがわかると楽しくなってきます。
ここまで”クレマ”たっぷりのエスプレッソを目指して試行錯誤してましたが、実はちょっと疑問があるのです。
イタリアの方が日々使い込んだマキネッタでエスプレッソを入れる動画をいくつも見ているのですが、カップに注いだエスプレッソにクレマなんてありません。
そもそもクレマなんて気にしてない様子で、スプーン山盛りの砂糖を入れて嬉しそうにかき混ぜて「Buono!」って言ってましたよ。
何となく日本の方の動画では、「クレマ無きは圧力不足、圧力不足はエスプレッソにあらず」と言ってるようでギャップを感じています。
また、「上からクレマ、ボディ、ハートの3層ができるのが本格的なエスプレッソ」というこだわりもイタリアの方は気にもしていない様子です。
何となく思うのは、
「そもそも家庭で使うマキネッタにクレマも3層も求めていなくて、”簡易エスプレッソマシーン”として割り切っている。その代わり”バール”で飲むエスプレッソにはこだわる」
そんな感じがします。どうでしょうか?
もしそうであれば、マキネッタで気軽にお家カフェを楽しむなら、本家本元のイタリアの方のようにクレマ、3層なんて気にする必要はないですよね。
コーヒー好きの方どう思いますか?

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