『NHKスペシャル 超・進化論』を読んでみた

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超進化論 番外編

遅ればせながら、NHKスペシャル「超・進化論」を読んでみました。

この本はNHKのスペシャル番組を書籍化したものだそうです(初回放送日は2022年11月6日)。

私は最近になって知りました。

以前、「観葉植物にクラシック音楽を聴かせるとよく育つ」なんてことを聞いたことがあります。

その時はおそらく振動(周波)が関係しているのかな?なんて考えていましたが、、、

この本は家庭菜園、特に自然農法で野菜を育てている方にオススメします。

読んだ感想は?

まぁビックリ!

植物ってすごい!けどちょっと怖い!

これが正直な感想です!

この本の構成は、

 第1章:植物

 第2章:昆虫

 第3章:微生物

で、今回は第1章の「植物」について少しだけ紹介します。

最新鋭の技術・機材の進歩により、明らかになってきたことの一部を紹介するだけできっとあなたも読みたくなりますよ。

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■植物は虫に葉っぱをかじられると、その瞬間にそれを感じて全身にその信号を送り、毒物質を作り出して反撃する

■葉をかじる音あるいは虫の唾液に含まれる化学成分で敵を認識。相手に応じて攻撃に使う毒物質の種類や量を変える。

■植物は虫に葉っぱをかじられると、『食べられた』というメッセージを周りに伝えるための物質を発生し、周りの植物は敵が来る前に防御することができる。

雨粒にはカビや細菌などの病原体が含まれる場合があるため、植物はその一粒一粒の圧力を鋭敏に感じ、感染から身を守るためいち早く抗菌物質を作り出す準備を始めている。

音・温度・重力・化学物質など、植物が周りの変化を感じ取るためのセンサーは20を超えるとも言われている。

■山火事のとき、燃えた木は「カリキン」という物質を放ち、一帯に「今こそ芽吹け」というメッセージを送り、周囲の眠っていた草木の種が一斉に発芽する。

■植物は植物以外の生き物にもメッセージを送っている。

ヤナギはヤナギルリハムシの幼虫に食べられると、その幼虫が大好物のカメノコテントウ(虫)を呼ぶ。

アカマツはマツハバチの幼虫に食べられると、その幼虫が大好物のシジュウカラ(鳥)を呼ぶ。

このようにメッセージを伝える物質を使ってボディガードを呼ぶ例は130以上見つかっている。

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「ただ静かにたたずんでいるだけだと思っていた植物は、想像もできないほどアクティブに生き抜いている」

「植物は動物と変わらないぐらいすごく鋭敏かつ感度よくさまざまなことを感じているということが明らかになってきた」

「植物が動物と同じように感じている」

「植物が話をしている」

どうですか?

読みたくなりましたよね?

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