母が今月末、88歳の米寿を迎えます。
実家近くのレストランで、ひ孫も一緒に食事会を開いてお祝いする予定です。
そこで今回は、人生の節目となる「長寿祝い」について調べてみました。
それぞれの年齢には、ちゃんと意味や由来があるんですね。
主な長寿祝いの種類
長寿祝いには、年齢ごとにさまざまな呼び名があります。
| 長寿祝い | 年齢 | 由来 | 一般的な色 |
| 還暦(かんれき) | 60歳 | 十二支と十干の組み合わせが一周し、生まれ年の干支に戻ることから | 赤 |
| 古希(こき) | 70歳 | 中国・唐の詩人、杜甫の「人生七十古来稀なり」に由来 | 紫 |
| 喜寿(きじゅ) | 77歳 | 「喜」の草書体が「七十七」に見えることから | 紫 |
| 傘寿(さんじゅ) | 80歳 | 「傘」の略字「仐」が「八十」に見えることから | 黄・金茶 |
| 米寿(べいじゅ) | 88歳 | 「米」の字を分解すると「八十八」になることから | 黄・金茶 |
| 卒寿(そつじゅ) | 90歳 | 「卒」の略字「卆」が「九十」に見えることから | 白・紫 |
| 白寿(はくじゅ) | 99歳 | 「百」から「一」を取ると「白」になることから | 白 |
| 百寿(ひゃくじゅ) | 100歳 | 100歳を迎えることから。「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれる | 白・桃 |
※長寿祝いのテーマカラーには諸説あり、地域や家庭によっても多少異なります。
還暦は「60歳=お年寄り」ではない?
現在では60歳といえば、まだまだ元気な方が多いですよね。
還暦は、十二支と十干を組み合わせた「干支」が60年で一巡し、再び生まれた年の干支に戻ることから、「暦が一巡した」という意味で名付けられています。
赤いちゃんちゃんこなどを贈る習慣がありますが、これは「赤ちゃんに戻る」という意味や、赤色が魔除けの色とされてきたことなどに由来するといわれています。
昔と今では60歳のイメージも大きく変わりました。
今では「第二の人生のスタート」として、明るくお祝いする機会になっていますね。
「数え年」と「満年齢」どちらで祝う?
長寿祝いでは、もともと数え年で祝うのが一般的でした。
数え年では、生まれた時を1歳とし、元日を迎えるごとに1歳加えるため、満年齢とは年齢の数え方が異なります。
例えば、現在88歳の人が88歳の誕生日を迎える「米寿」は、満年齢でのお祝いです。
現在では、満年齢で祝う家庭が一般的になっています。
ただし、長寿祝いは「必ずこの年齢、この日に行わなければならない」という決まりがあるものではありません。
本人の誕生日に合わせたり、家族や親族が集まりやすい日を選んだりと、無理のない日程でお祝いすれば十分です。
長寿祝いはいつ、どう祝う?
お祝いの時期
現在では、次のようなタイミングでお祝いすることが多いようです。
- 誕生日
- 家族が集まりやすい休日
- 敬老の日
- お盆
- お正月
- ゴールデンウィークなどの大型連休
特に高齢になると、本人の体調や生活リズムを優先することが大切です。
「誕生日当日にこだわる」よりも、本人が元気な日に、家族みんなで楽しく過ごすほうが、きっと思い出に残るお祝いになります。
どんな祝い方がある?
長寿祝いには、決まった形式があるわけではありません。
昔ながらの「ちゃんちゃんこ」を着てもらう方法もありますし、家族みんなで食事をするだけでも立派なお祝いです。
例えば、
- 自宅で家族と食事会
- レストランや料亭で食事会
- 温泉旅行
- 花や記念品をプレゼント
- 家族からのメッセージ
- 孫やひ孫からの手紙
- 家族写真の撮影
など、さまざまな方法があります。
特に高齢になるほど、豪華なプレゼントよりも、家族が集まって一緒に過ごす時間そのものが何よりのお祝いになるのではないでしょうか。
長寿祝いのプレゼント
長寿祝いでは、それぞれのテーマカラーに合わせた贈り物も定番です。
例えば、
- ちゃんちゃんこ
- 座布団
- 花束・フラワーアレンジメント
- 名入れの記念品
- 写真立て
- 時計
- お酒
- 食事券
- 家族写真
- 孫やひ孫からの手紙
などがあります。
ただし、高齢の方へのプレゼントは、本人が使いやすいもの、負担にならないものを選ぶことも大切です。
また、お酒や食べ物などは、健康状態や好みに合わせて選びたいところです。
「ひ孫と一緒に」という最高のプレゼント
今回、母は88歳の「米寿」を迎えます。
実家近くのレストランで、ひ孫も一緒に食事会を開いてお祝いする予定です。
88歳ともなると、家族構成も大きく変わります。
子ども、孫、そしてひ孫。
何世代もの家族が一緒に食卓を囲めるというのは、それだけでも素晴らしいことだと思います。
「米寿だから何か特別なことをしなければ」と考えるより、
みんなで集まって、食事をして、笑って、写真を撮る。
それだけで十分、心に残るお祝いになるのではないでしょうか。
そして、ひ孫との写真は、母にとっても私たち家族にとっても、きっと大切な思い出になると思います。
長寿祝いは「これまで」と「これから」を祝う日
還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、百寿。
こうして並べてみると、日本の長寿祝いには、それぞれの年齢に合わせた面白い由来があります。
そして長寿祝いは、単に「○歳になったからお祝いする」というだけではなく、
「これまで元気に人生を歩んできたことへの感謝」と「これからも元気でいてほしい」という願いを伝える日
なのだと思います。
私の母も、今月末で88歳。
これからも元気で、ひ孫の成長を楽しんでもらいたいものです。
まずは家族みんなで、母の米寿を楽しくお祝いしたいと思います。

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