過去記事、「ゆるFIRE」のススメ② で少しだけ触れた「順序リスク」。
今回はわかりやすく解説します。
順序リスクとは?
ひとことで言うと、
「同じ平均利回りでも、値動きの順番で結果が大きく変わるリスク」
特に影響が大きいのが「資産を取り崩し始めたタイミング」
なぜ問題になるのか?
運用中(積立期)は問題になりませんが、取り崩し期は “ 資産を減らしながら運用 ” するため超重要。
【わかりやすい例】
■ケースA(最初に暴落)
- 1年目:−20%
- 2年目:+20%
■ケースB(後で暴落)
- 1年目:+20%
- 2年目:−20%
平均はどちらも同じ。
でも例えば毎年100万円取り崩すと、
■ケースA(最初に暴落)
- 最初に資産が大きく減る
- 少ない元本から回復
→ 回復しきれない
■ケースB(後で暴落)
- 最初に増えてから取り崩し
- 元本に余裕あり
→ ダメージが小さい
結論(ここが核心)
「取り崩し初期の暴落が一番危険」
これが「順序リスク」です。
シニア世代にとっての意味
特に注意すべきは:
- 退職直後
- 取り崩し開始から5〜10年
→ ここが ” 勝負どころ ”
対策(実践編)
① 現金クッションを持つ
現金で凌ぐ期間が長ければ長いほど株式市場の回復が期待できる。
→ 生活費の2〜5年分
- 暴落時に株を売らない
- 回復を待てる
② 取り崩しを柔軟にする
→ 固定額ではなく調整
- 下落時 → 取り崩し減らす
- 好調時 → 少し多めに
③ 配当中心にする
→ 売らずに済む
- 高配当株
- ETF
※ただし減配リスクはあり
④ 分散(時間・資産)
→ 一気に取り崩さない
よくある誤解
→ 「年平均◯%なら安心」
→ ❌ 順番で全然違う
まとめ
- 順序リスク=「リターンの順番のリスク」
- 取り崩し初期の暴落が最も危険
- 対策は「売らない仕組み」を作ること
ひとこと
順序リスクは、いわば
“運”の要素をくらうポイント
でも逆に言えば、
準備しておけばダメージはかなり減らせる
私はこの「順序リスク」を回避できる「高配当投資」を続けています。

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