このところ、投資についての記事が続いておりますが、もう少しお付き合いください。
私のように、第二の年金として「高配当株」を中心に投資したいと思っている方、投資するならキャピタルゲインよりもインカムゲイン狙いという方で、”減配リスク”により投資を躊躇っている方に向けて、”減配対応マニュアル”を作成しましたので参考にしてください。
まず大前提:減配は「異常」ではない
減配は必ず起こります。
・景気後退
・企業業績悪化
・為替
・政策変更
特にETFは構成銘柄の影響を受けるため、個別企業よりも“緩やかな減配”が起こりやすい。
重要なのは、
減配=即売却ではない
ということです。
STEP① 減配の種類を見極める
減配には3種類あります。
① 一時的減配(景気循環型)
景気悪化時の調整。
→ 原則ホールド。
② 構造的減配(業界衰退型)
セクターそのものが弱っている。
→ 要再検討。
③ 設計上の変動(ETFの特性)
構成変更・為替影響など。
→ 問題なし。
まずは慌てず原因を確認。
STEP② 自分の生活設計に影響があるか確認
ここが最重要。
減配で生活費が不足するなら問題。
そうでなければ「ノイズ」。
私は配当を生活費に100%依存していません。
「おこづかいFIRE(配当でおこづかいを賄う)」が目的です。
・年金が基盤
・生活費3年分は現金確保
だから減配しても、即困らない。
この余裕が冷静さを生みます。
STEP③ 減配率で判断する
私の基準はこうです。
・▲10%以内 → 何もしない
・▲20% → 原因調査
・▲30%以上 → 一部リバランス検討
感情ではなく、数字で動く。
STEP④ リバランスの具体策
ケース① 株価も下落している場合
慌てて売らない。
むしろGOLDや暗号資産が上昇していれば、一部を株へ戻す。
配当は減っても、将来回復する可能性があるので。
ケース② 減配+将来性に疑問
・ETFの運用方針変更
・極端なセクター偏り
・長期的に配当トレンド下降
この場合は段階的に縮小。
一括売却はしない。半年~1年かけて調整。
STEP⑤ “配当総額”で見る
銘柄単体ではなく、
ポートフォリオ全体の配当総額
で判断します。
例)
A ETFが減配しても、B ETFが増配なら相殺。
全体が横ばいなら問題なし。
最悪シナリオ:全体で30%減配したら?
想定しておきます。
① 生活費を一部現金で補填
② 支出を一時的に5〜10%削減
③ リバランス実行(比率調整)
④ 必要なら株比率を70%まで落とす
「何をするか決めておく」
これだけで不安は半分になります。
減配より怖いもの
実は減配より怖いのは、狼狽売り。
底値で売って、回復後に戻れないこと。
減配は回復することも多い。
一度売った資産は戻りません。
心構え
60代の投資は、配当=給料ではなく、配当=ボーナスくらいに考える。
年金が土台。配当は上乗せ。
この位置づけが安定を生みます。
まとめ
・減配は異常ではない
・生活への影響を確認
・▲10%は放置
・▲20%で調査
・▲30%で調整検討
・全体配当で判断
・一括売却しない
投資は波があります。でも、波は必ず引いていきます。
焦らない人だけが、次の波に乗れます。

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