投資歴5年、70歳までに「おこづかいFIRE」を目指して高配当株に取り組んでいる私が、これから金(GOLD)投資を始めたいと思っている方に、金(GOLD)投資についてメリットやデメリットについてまとめてみましたので共有させていただきます。
✳︎この記事は、還暦超えの方に向けてのものです。若い人はもっとリスクをとった積極的な投資をオススメします。
金投資のメリット
① インフレに強い
物価が上がっても、金の価値は下がりにくい傾向があります。
お金の価値が目減りするときの保険みたいな役割ですね。
② 世界共通の価値
金はどこの国でも価値が通じます。
円安・円高、国の経済状況に左右されにくいのが強みです。
③ 株や債券と値動きが違う
株が下がる局面で、金が上がることも多いです。
→分散投資として優秀。
④ 実物資産として残る
現物の金なら「ゼロになる」ことはありません。
いざという時の安心感はピカイチです。
金投資のデメリット
① 利息や配当がない
株の配当、債券の利息のような定期収入(不労所得)は一切ありません。
キャピタルゲイン(値上がり益)一本勝負です。
✳︎これにより、「おこづかいFIRE」を目指す私のポートフォリオには、ほんの一部だけにしています。
② 価格変動は普通にある
「安全資産=値動きしない」ではありません。
短期では意外と上下します。
③ 保管・管理コスト
- 現物金 → 保管場所・盗難リスク
- 金ETF → 信託報酬
見えにくいコストがかかります。
④ 為替の影響を受ける(日本円ベース)
金価格が上がっても、円高になると円建てでは利益が出にくいことも。
3つの金投資の違い
① 純金積立(毎月積立・スポット購入)
■ 仕組み
毎月一定額で金をコツコツ購入。
価格が高い時は少なく、安い時は多く買う(ドルコスト平均法)。
■ メリット
- 少額(数千円)からOK
- 自動で続けられる
- 価格変動が平準化される
- 将来、現物に交換可能
■ デメリット
- 年会費や手数料がある
- 完全な「手元保有」ではない
- 売却時に手続きあり
■ 向いている人
✔ コツコツ型
✔ 夜ぐっすり眠りたい人
✔ 投資を“保険”として持ちたい人
② 現物(金インゴット・金貨)
■ インゴット
いわゆる金の延べ棒。
- 価格効率が良い(量が大きいほど有利)
- 売却時もスムーズ
- 重い・保管が必要
■ 金貨
メイプルリーフなど。
- 少額単位で買える
- 将来分割売却しやすい
- やや割高(プレミア分)
■ メリット
- 本物を持つ安心感
- 破綻リスクゼロ
- 非常時に強い
■ デメリット
- 盗難リスク
- 保管場所が必要
- 買値と売値の差(スプレッド)がある
■ 向いている人
✔ 実物を持ちたい
✔ 長期保有
✔ 非常時の備えを重視

③ 金ETF
株式市場で売買できる「金の価格連動商品」。
■ メリット
- 手数料が安い
- 売買が一瞬
- NISAで買える
- 保管不要
■ デメリット
- 実物は持てない
- 証券会社リスク(極小だがゼロではない)
- 「有事の現物」にはならない
■ 向いている人
✔ 投資効率重視
✔ 管理をシンプルにしたい
✔ 株式投資と同じ感覚で扱いたい
金投資はこんな人向き
- 資産を守る目的が強い人
- 株だけに不安を感じている人
- 長期でじっくり保有できる人
- 「ドカンと儲ける」より「安心」を重視する人
逆に、
→短期で増やしたい人
→配当収入が欲しい人
には向きません。
金(GOLD)にかかる税金の基本
結論から言うと、
・金は「売って儲かったら」税金
・年間50万円の利益までは非課税
・5年以上持てばさらに有利
・ETFは株と同じ扱い
① 純金積立・現物(金貨・インゴット)の税金
■ 税区分
譲渡所得(総合課税)
少しだけ計算式があります。
■ 計算方法
売却価格 −(購入価格+手数料)− 特別控除50万円
◎ 年間50万円までは非課税
金を売って出た利益が、
・年間合計50万円以下なら税金ゼロ。
かなり大きな枠です。
■ さらに有利になる条件
◎ 5年以上保有した場合(長期譲渡)
利益が「半分扱い」になります。
例:
利益100万円 → 課税対象は50万円
→長く持つほど有利。
② 金ETFの税金
ここが違います。
■ 税区分
株と同じ(申告分離課税)
税率:約20%(所得税+住民税)
■ 特徴
- 利益が出たら金額に関係なく課税
- NISAなら非課税
- 損益通算が可能(株と相殺できる)
■ 3つの比較(税金目線)
| 種類 | 税区分 | 50万円控除 | 長期優遇 | NISA |
| 純金積立 | 譲渡所得 | ◎ | ◎ | × |
| 現物 | 譲渡所得 | ◎ | ◎ | × |
| 金ETF | 株と同じ | × | × | ◎ |
【注意点】
年金受給中の場合:
- 譲渡所得が増えると
- 住民税
- 国保保険料
に影響する可能性あり
まとめ
金は「主役」ではなく「縁の下の力持ち」。
資産の 5~15%くらい を目安に持つと、全体が安定しやすいそうです。

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