年金生活者のポートフォリオ 還暦から考える“守り+備え”の投資戦略

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ポートフォリオ例 日記
ポートフォリオ例

先日の記事 ”おすすめ本 『ウォール街のランダム・ウォーカー』”に続き、投資についての記事です。

著者のバートン・マルキールは、「投資初心者は低コストで分散されたインデックス型投資信託が最強」という考えなので、私のポートフォリオを著者が見たら怒られるかもしれませんが、こんな考え方もあるということで、参考になれば幸いです。

現在と目標のポートフォリオ

【現在】
・米国高配当ETF 50%
・日本高配当ETF 40%
・暗号資産 5%
・GOLD 5%

【目標】
・米国高配当ETF 40%
・日本高配当ETF 40%
・暗号資産 10%
・GOLD 10%

株式比率を約90% → 80%へ。
守りを厚くする調整です。

還暦世代のリバランスは「売らない」が基本

60代のリバランスで大事なのは、

なるべく大きく売らないこと

理由は3つ。

① 売却益課税が発生する
② 配当が減る
③ 心理的に迷いが生まれる

そこで私は、

新規資金+配当金の再配分で調整する方法を選びます。

【実践ステップ】

STEP① 目標比率を紙(メモアプリ)に書く

数字を「なんとなく」でなく、明確に。

例)
総資産1,000万円なら

・米国ETF 400万円
・日本ETF 400万円
・暗号資産 100万円
・GOLD 100万円

まずゴールを固定します。

STEP② 追加投資は不足部分だけに入れる

現在は暗号資産とGOLDが圧倒的に不足しています。

今後の積立や余剰資金は、

原則、暗号資産とGOLDへ優先投入。

株は基本的に「買い増し停止」。

これだけで徐々に比率は近づきます。

STEP③ 配当金は再投資せず調整弁に使う

高配当ETFのメリットはここです。

年間配当を:

・不足資産へ回す
・あるいは現金待機

これを数年続けるだけで、
売却なしで比率は整っていきます。

STEP④ 月1回だけ確認する

頻繁にチェックしません。

月1回で十分。

ズレが±5%以上になったら微調整。
それ以下なら放置。

頻繁な売買は、
リターンよりストレスを増やします。

暴落時の対応ルール

60代投資で最も重要なのはここです。

● 株が暴落した場合
→ GOLDや暗号資産が相対的に上がれば一部を株へ戻す

● 暗号資産が急騰した場合
→ 10%を超えた分は利益確定

「割合」で判断する。
価格では判断しない。

これがブレないコツです。

なぜ株80%は維持するのか?

守りを固めるとはいえ、

・年金生活
・妻に収入あり
・生活資金とは分離

という前提があるため、高配当株の投資信託なら80%は許容範囲と判断しています。

完全守備型なら株60%以下も選択肢ですが、私は「インフレ対抗力」「配当金は第二の年金」を優先しました。

60代投資で一番大切なこと

完璧を目指さないこと。

リバランスは「微調整」で十分です。

料理で言えば、塩をひとつまみ足すくらい。

全部作り直す必要はありません。

イラスト1
イラスト1

まとめ

・目標比率を決める
・不足資産へ新規資金を入れる
・配当金を調整弁に使う
・月1回だけ確認
・±5%以内は放置

これだけです。

還暦を過ぎた投資はスピードより安定。大勝ちしなくていい。
退場しなければ、それで成功です。

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