「ゆるFIRE」のススメ②

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為替介入 日記
為替介入

先日の記事で、還暦過ぎでも目指せるFIREとして「ゆるFIRE」を紹介させていただき、定義やロジック、種類などを紹介させていただきました。

その記事の中で、

「FIREの基本ロジック(4%ルール)」

「高配当株FIREのロジック(利回り4%)」

を紹介しました。

今回はこの2つのルールを具体的に説明します。

想定

・年齢:65歳

・必要生活費    :300万円(25万円/月)

・収入(年金等):264万円(22万円/月)

・不足               :  36万円(3万円/月)

 

 必要資産(4%運用):36万円 ÷ 0.04 = 900万円

上記【想定】の場合、退職金や預貯金から900万円を年4%で運用すれば、不足36万円が補えるということになります。

このように不足分を不労所得で補う「ゆるFIRE」のハードルは意外と低いと感じる方が多いのではないでしょうか。

では、この「4%で運用」をどのように行うのか?

つまり、

「FIREの基本ロジック(4%ルール)」

「高配当株FIREのロジック(利回り4%)」

の2つの方法を掘り下げます。

FIREの基本ロジック(4%ルール)

超ざっくり言うと、

「毎年、資産の4%を取り崩しても、約30年間は資産が枯渇しにくい」

という過去データに基づいた考え方です。

元になっているのは、米国の「トリニティ・スタディ」という研究。

具体例

例:資産 900万円

① 初年度

900万円 × 4% = 36万円

    → 1年目は36万円取り崩します。

残り:864万円(※運用損益は一旦無視)

② 2年目以降はどうする?

ここが大事です。

2年目は、「その年の資産の4%」ではありません。

“初年度の36万円をインフレ分だけ増やして”取り崩します。

たとえばインフレ2%なら:

   → 36万円 × 1.02 = 36.72万円

これを毎年続けます。

なぜ資産が減らない可能性があるの?

想定されている前提は:

  • 株式+債券の分散ポートフォリオ
  • 平均リターン 5〜7%程度
  • 途中で暴落も含む

例えば:

平均運用利回り 6%、取り崩し 4%、差し引き 2%分は増える可能性がある。

もちろん毎年きれいに増えませんが、長期平均で耐えられる設計です。

注意点

■最大の敵は「序盤の暴落」

退職直後に大暴落が来ると:

 資産 900万 → 600万に下落
 そこから36万取り崩す

 → ダメージが大きい(これを「順序リスク」と言います)

■米国株データが基準

この4%ルールは:

 ✔ 米国株データ
 ✔ 30年間想定
 ✔ インフレ2〜3%前提

日本では:

 ✔ 低成長
 ✔ 円資産偏重
 ✔ 金利低い

なので安全側に見るなら、

→ 3〜3.5%ルールが現実的

■心理的ハードル

資産を毎年“定額+インフレ調整”で取り崩すことが、心理的にハードルが高くなります。

・取り崩しは毎月?毎年?

・インフレ率をどのように計算?

ローソクチャート
ローソクチャート

高配当株FIREのロジック(利回り4%)

心理的ハードルが高い「基本ロジック(4%ルール)」に比べて、わかりやすくてオススメなのが、「高配当株FIREのロジック(利回り4%)」です。

具体例

例:資産 900万円

 900万円 × 4% = 36万円の配当金

 → 配当金だけで不足分をまかなうので、精神的な安心感が高い

 → 元本を取り崩す必要がない

これが高配当FIREのロジックです。

特徴

高配当型の安全性

仕組み

・元本はなるべく売らない
・配当金だけで生活費をまかなう

強いところ

  • 暴落でも“株を売らなくていい”
  • キャッシュフローが見える
  • 心理的ストレスが小さい

特に年金世代とは相性が良いです。

注意点

■分散投資

安定した配当金を得るには、十分に分散したポートフォリオを組む必要がある。

→ 投資信託(複数の個別株の詰め合わせセット)がベスト

■減配リスクがある

コロナ時には投資信託も普通に減配しました。

金のなる木(高配当株)を育てよう
金のなる木(高配当株)を育てよう

まとめ

過去の研究により、「FIREの基本ロジック(4%ルール)」の方が成長株も含むため、長期リターンが高くなり有利とされていますが、「高配当株FIREのロジック(利回り4%)」を選択する方が多いです(私もこちら)。

なぜならば、「売る恐怖」が無いから。

暴落時に「マイナス30%で売る」のはかなりキツい。

配当型は「株価見ないで済む」という強みがあります。

つまり、精神的な安心感が高いから。

特に「還暦過ぎのゆるFIREであればなおさらですね。

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